周南クラブ TOPICS     

周南クラブを卒団した生徒や関わった人の話題を提供しています。月に一度いろいろなテーマで掲載しています。

近間謙一 さん 福山史さん 中田舞音さん山田夏輝君  末藤将祐 

  堀家 拓馬さん 田中 來人さん  河村竜也君 古森翔吾  高橋祐稀  原村百那さん

   福永大輔    小林由聖君   藤谷洸介さん    岡部莉久

 

TOPICS

     岡部莉久(おかべ りく 徳山高専3年 野球部

  卒団生 周南クラブ第 4期 (徳山クラブから16期)  
  選手歴  周南市立岐陽中学校軟式野球部 副キャプテン 
春季県大会、選手権大会出場(岐陽中学校 )
平成25年(第9回)西日本少年野球大会優勝(周南クラブ)

                周南クラブ

    

              岐陽中

             徳山高専1

                   徳山高専2

【周南クラブとの出会い】
  私は小学5年からスポ少に入り、セカンドやライトの練習をしましたが、なかなか試合に出れませんでした。中学生になった頃から、プロ野球の影響などでキャッチャーをやってみたいという気持ちが芽生え、やってみたいという一心でキャッチャーのポジションに挑戦しました。周南クラブの選抜セレクションは、周りのチームにどのくらいいい選手がいるのかを見てみたかったのと、自分の実力を試してみたかったので挑戦しました。正直、選ばれた時は喜びよりも、「なんで自分が選ばれたのか」「自分がここにいていいのだろうか」などマイナスな感情のほうが大きかったですが、ここで気持ちが折れたら、選ばれなかった選手に失礼だと思い、日々努力を重ねました。

【周南クラブでの思い出】
   周南クラブではなかなかスタメンで試合に出る事はできませんでしたが、西日本大会の松永ヤンキースとの決勝戦ではスタメンで出させてもらいました。サイドスローの家木とのバッテリーでは、監督の配球アドバイスもあって、相手打線を抑えることができ、自分の打撃も好調で持てる力の全てを出すことができました。結果、チームも勝って優勝することができ、よい思い出ができました。

【周南クラブで学んだこと】
   周南クラブで教えて頂いた「積み重ね」という言葉は、その後の受験勉強や高校野球でも自分の背中を押してくれて、コツコツ一歩ずつ前に進むことができました。努力しても結果は出る時もあるし出ない時もありますが、それまでの過程が大切だということを周南クラブで学んだ気がします。これからの人生辛いこともあるかもしれませんが周南クラブで培った教訓を胸に頑張ります。周南クラブのスタッフのみなさん、ありがとうございました。                                                       

 

12TOPICS

     藤谷洸介(ふじたに こうすけ) パナソニック 投手 

祝 阪神ドラフト8位指名

 卒団生  周南クラブ1期 (平成22年度卒)

 

  選手歴

福川野球スポーツ少年団 

周南市立福川中学校 軟式野球部 

山口県立周防大島高等学校 硬式野球部 投手 

           (周南クラブ1期)最後列右から4番目が藤谷選手

周南クラブで学んだこと

 

 周南クラブで一番印象に残っていることは、2年生の時の「全日本少年軟式野球大会県予選」の決勝戦。セカンドを守っていた私は大事な場面でエラーをしてしまい、試合に負け中国大会への出場を逃した事です。その時ワンプレーがいかに大切かを痛感し、ワンプレーの大事さを学びました。

 すばらしい指導者・仲間に恵まれて野球ができる環境にある皆さん、練習から一球一球・ワンプレーワンプレーを大切にしてください。練習で体が覚えた丁寧なボールさばきは、きっと試合で大きなワンプレーになると思います。練習でやっていないことは、試合でもできないのです。どんな練習でも気を抜かず、全力で取り組んでください。

 お陰様で今年阪神タイガースに入団することができました。プロの練習は厳しいとは思いますが、周南クラブで学んだワンプレーの大事さを心に銘じ、全力投球する覚悟です。  

 1日でも早く1軍に上がり、皆様にすばらしいピッチングをお見せできるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

                                                                                     藤 谷 洸 介

 

 

 

 
 

 

     福永大輔( ふくなが だいすけ) 徳山商工高等学校野球部2年(二塁手)

  卒団生 周南クラブ第5期 (徳山クラブから17期)  
  選手歴 周南市立富田中学校軟式野球部
H25年度周南市中学校新人体育大会第3位
H26年度山口県中学校春季体育大会出場
第5回全日本春季軟式野球山口県大会準優勝(周南クラブ)
  第2回津田恒美杯中学校軟式野球大会優勝(周南クラブ)
H28年度山口県体育大会高校野球競技(硬式)第3位 中国大会出場

        

                    最後列右から6番目が福永選手              

                         

周南クラブで学んだこと                       

 周南クラブでは野球の技術だけではなく、挨拶などの野球以外のこともしっかりと学ぶことができ、且つ、高いレベルの選手たちと一緒にプレーできて、とても良い経験をさせてもらったと思います。

 私は周南クラブに入った当初は、試合に出場する機会があまりなかったのですが、その時期に、『ベンチワークの大切さ』、『声を出すこと』、『グランド整備』、『感謝の気持ちを忘れないこと』等野球をする上で大事なことを指導者の方々にたくさん教えていただきました。今の自分があるのは、中学校の野球部だけでは経験できないことを、周南クラブに入ったことにより、たくさん経験ができた からだと思い、本当に感謝しています。

 現在、周南クラブでプレーしている選手の皆さんには、ここで学ぶことは今後野球を続けるうえで大切なことばかりなので、今を大切に過ごしてほしいと思います。

【中国大会に向けて】

   山口県の代表として恥ずかしくないような試合がしたいです。そして、一試合でも多く勝ち、徳山商工の新しい歴史を築いていきたいです。                

                       

                      福永大輔        

 

     小林由聖( こばやし ゆうせい) 華陵高等学校野球部1年(投手)

  卒団生 周南クラブ第6期(徳山クラブから18期)   
  選手歴 周南市立熊毛中学校軟式野球部
  H27年度山口県中学校春季体育大会出場
H27年度山口県中学校秋季体育大会出場

第5回全日本春季軟式野球山口県大会優勝(周南クラブ)

       中国大会・全国大会出場

第32回全日本軟式野球山口県大会優勝(周南クラブ)

      中国大会出場

  第11回西日本中学校親善野球大会優勝(周南クラブ)
  第3回津田恒美杯中学校軟式野球大会優勝(周南クラブ)
H28年度山口県体育大会高校野球競技(硬式)第4位 中国大会出場

        

             最前列左から2番目が小林選手

    

周南クラブで学んだこと
 私は現在、華陵高等学校の野球部に所属しています。周南クラブ時代は長野先生をはじめスタッフの方々に野球の厳しさや楽しさ、仲間の大切さ、又周りの方々への感謝する心を学びました。
 現在の学校生活、部活動でもそれらを活かしています。周南クラブ時代の仲間の活躍を耳にすることが私の刺激にもなり、又同じグランドで対戦相手として一緒にプレー出来ることを私も両親も楽しみにしています。

 

【中国大会に向けて】
 私は、今年度山口県で開催される秋季中国大会に出場します。
他県の予選を勝ち抜いてきたチームと試合することが出来るので、全力で試合に臨み、これを機会に技術はもちろん人間的にもさらに成長したいです。

                       小林由聖

 

10月TOPICS

     高橋祐稀( たかはし ゆうき) 周南市立岐陽中学校3年 軟式野球部キャプテン

  卒団生 周南クラブ第7期 キャプテン(徳山クラブから19期)  
  選手歴 周南市立岐陽中学校 軟式野球部キャプテン 
第7回全日本春季軟式野球大会山口県大会  準優勝(周南クラブ)
第33回全日本少年軟式野球大会山口県大会 3位(周南クラブ)
第21回下松市近郊中学校新人野球大会 優勝(岐陽中)
  平成28年度周南地区近郊中学校球大会 優勝(岐陽中)
平成28年度周南市中学校春季体育大会 優勝(岐陽中)

        

              前列左から6番目が高橋君、後列右から2番目が原村さん

【この一年を振り返って】
 
まずは素晴らしい環境でご指導して下さった先生方、スタッフコーチの方々、それからいつも陰で暖かい目で支えてくれた両親に感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。振り返れば昨夏、主将をさせてもらう事が決まり、岐陽中でも主将をしていた僕は正直、両方の主将ができるのか大変不安でした。
  岐陽中からの選抜メンバーは僕一人で知らない人ばっかりだったし、また、捕手という初めてのポジションを任されてとても息苦しかったです。
逃げ出そうと思ったこともあったし、悔しくて泣いた事もありました。
でも、みんなが少しずつ打ち解けていきバックアップしてくれたおかげで無事にやりとげる事ができました。
  今ではみんなかけがえのない友達であり、よきライバルです。素晴らしいチームメイトに出会えて幸せだと思っています。
そして、今となっては苦しかった全ての経験が僕の大事な財産です。
また、僕は選抜で3つの事を学びました。
  1つ目に、キャプテンとしてどう行動すれば良いかです。
全力疾走や全力での声出しは当然ですが、みんなをどうやってまとめるかということです。
長野先生に「一歩引いてみろ」と言われ、それを実行してみると景色が一変し考え方も変わりました。
  2つ目に、人のプレーを見る大切さを知りました。
技術面だけではなく、バット引きや整備などに気を利かして頑張っている人に対してすごいと思えるようになりました。
  3つ目は監督、スタッフコーチや保護者の方々に出会えたことで沢山の経験や考え方を学べました。
  卒団を迎えた今では、周南選抜に入って本当に良かったと感じています。
選抜で学んだことを次のステージの高校野球に生かしていきたいとも思いました。それが、一年間選抜チームでお世話になった方々や両親への恩返しだと思っています。
  本当にありがとうございました。
                         高橋祐稀

 

 

     原村百那( はらむら ももな) 周南市立和田中学校3年     

  卒団生 周南クラブ第7期(徳山クラブから19期) 
  選手歴 第7回全日本春季軟式野球大会 山口県大会  準優勝(周南クラブ)
第33回全日本少年軟式野球大会 山口県大会 3位(周南クラブ)

        

    最前列左から4番目が高橋君、右から2番目が原村さん

【一年間を振り返って】
 
私は周南クラブでみんなで同じ目標に向かって、全力で野球をすることができてとても楽しかったです。一年間は、練習がきつかったり、試合に負けたりと苦しくて、悔しいこともありました。でもこれが、野球の技術はもちろん、精神面や人に対する態度などたくさんのことを学ぶことができました。学校生活の中でもこの学びが生かされていると思います。

  そして、私が野球を続けられたのは、監督、コーチ、チームメイト、両親のサポートがあったからこそと感謝してます。両親は忙しくても、送迎や応援をしてくれました。
  チームメイトは男女関係なく、話し、キャッチボールも一緒に入れてくれて、とってもいいチームだと思います(女子もどんどん野球をしよう!)
 
最後に監督、コーチの指導は厳しい時もありましたがいいプレーが出た時は褒めてもらえて技術と喜びを教えてくださいました。

                                                  原村百那
 

 

 

9月TOPICS

     河村竜也(かわむら たつや) 山口県立防府高校3年 野球部 キャプテン    

  卒団生 周南クラブ第4期 副キャプテン(徳山クラブから18期)  
  選手歴 周南市立福川中学校軟式野球部 キャプテン 
選手権大会、秋季県体出場
平成25年(第9回)西日本少年野球大会優勝(周南クラブ)
平成28年度春季大会 ベスト8(高校)
第98回全国高等学校野球選手権山口大会 ベスト8(高校)

        

                                 2列目右から5番目が河村選手

周南クラブを経験して

  私は、周南クラブに選んで頂いたうえ、副キャプテンという役も頂き大変貴重な経験をさせていただきました。選抜チームで副キャプテンという責任のある立場になって、最初は不安でいっぱいでしたが、最後には自分らしい背中で引っ張る副キャプテン像を築くことができたと思っています。その経験のおかげで、防府高校ではキャプテンとして自信をもってチームを引っ張ることが出来ました。今では、副キャプテンに指名して頂いたことに感謝しています。
また、各チームの主力メンバーと一緒に野球をしたり、コーチに指導を頂いたりと、恵まれた環境で野球が出来たことや、ユニフォームを買ってくれたり、練習の送り迎えをしてくれた親への感謝を改めて感じることができました。


[夏を終えて]
  暑い中、応援をしてくださった方々、今まで指導をして頂いた監督、コーチ、ずっと支えてきてくれた家族に本当に感謝しています。これからは、野球で培った集中力、忍耐力で勉強を頑張って進路の実現をします。

                                              河村竜也

 

     古森翔吾(こもり しょうご) 徳山高専3年 野球部 キャプテン    

  卒団生 周南クラブ第4期副キャプテン(徳山クラブから18期)  
  選手歴 周南市立須々万中学校軟式野球部 副キャプテン 
春季県体出場(投手)
平成25年(第9回)西日本少年野球大会優勝

        

        2列目左から3番目が古森選手

周南クラブを経験して

  中学校の部活では味わえないレベルの高い環境で野球ができる周南クラブは、私に向上心を与えてくれました。周南クラブ内で目標の選手がいて、ライバルがいて、とても恵まれた環境だったと思います。
 私が周南クラブに所属していたとき、試合に出場する機会は少なかったのですがその分、ベンチワーク、礼儀やあいさつ、グランド整備、全力疾走など野球に対する態度から指導していただきました。高校に上がってとても役に立ったので先生方には感謝しています。
 今、周南クラブの選手は試合に出るためにレギュラーを競い、その結果出場することができなくてもそこから学ぶことも多いですし、チームは気持ちが統一できてないと勝てないので出場しているメンバーと同じ気持ちで戦ってください。


[高校野球を終えて]
  私は先日まで徳山高専野球部でキャプテンをさせていただきました。辛いときも楽しいときもありましたが終えてみるとあっという間でした。その中で私が意識していたのは「辛いときこそ明るく!」です。
炎天下の練習、冬の追い込みなどくじけそうなときもチームの先頭に立ち、盛り上がって取り組めました。それは夏の大会でも発揮することができ、2回戦敗退という結果に終わりましたが、チームはチャンスはもちろんピンチも笑顔で一丸となっていました。
  私は今、進路のことで土木系か、建築系のどちらに進むか、また就職か、進学かを迷っています。しかし進んだ先で活動や課題、勉強で辛いときがあっても、徳山高専のキャプテンをした経験、周南クラブでの経験を活かし、明るく高い目標を持って取り組んでいきたいです。

                                         古森翔吾

 

 

8月TOPICS

     堀家 拓馬(ほりけ たくま) 東京都小金井市立小金井第二中学校教諭    

 卒団生 周南クラブ (平成19年度卒)

 

  選手歴

周南市立福川中学校 野球部 主将

山口県立新南陽高等学校 硬式野球部 主将

○第55回会長旗争奪高等学校野球大会 ベスト8

日本体育大学硬式野球部 学生コーチ
○平成23年度 首都大学野球春季リーグ 優勝
○平成25年度 首都大学野球春季リーグ戦 優勝
○第60回全日本大学野球選手権大会 ベスト8
○第62回全日本大学野球選手権大会 ベスト4
○第9回関東大学野球選手権大会 出場
  現在

東京都小金井市立小金井第二中学校 野球部長 2年目
東京都高等学校野球連盟 審判員
首都大学野球連盟 審判員

周南クラブ当時の写真 2列目中央が堀家選手

                                            新南陽高校在籍時(1列目中央右が堀家選手)

 

                     

                                      日本体育大学在籍時(2列目右から2番目が堀家選手)

 

 

大学野球審判時の写真

 
『野球が人をつくる』

  『周南クラブ』で野球がしたい。市の選抜チーム。ナイターでの球場練習。遠征。中学校野球であるにも関わらず、すばらしい環境で野球ができることに憧れを抱いていました。長野功先生が総監督を務められていることも大きな励みとなりました。(長野先生は私が福川中学校に入学した時に赴任してこられました。)
 私は周南クラブの副主将として、活動させていただきました。残念ながら、全国大会予選も1回戦で敗退し、自分自身も全く結果を残すことはできませんでした。市の選抜チームに選んでいただいたのにも関わらず、全く結果出せなかったことに対して、悔しさと恥ずかしさは今でも忘れることはできません。しかし、長野先生をはじめ、多くの先生・スタッフの方々に教えていただいた、礼儀やマナー、精神、野球技術についてのことは大人になった今でも、私の大きな力となっています。本当に感謝しております。常々、言われた『考動』=考えて動く は、私が現在、部長を務める中学校の野球部の倉庫に貼り出しています。
 中学校野球を引退してからも、高校・大学野球を経験し、今現在は指導者として野球に携わっておりますが、それは人間的に大きく成長できた中学校野球を経験したからこそ、今でも大好きな野球に関わることができているのだと思います。野球をやる前に、1人の人間ですから、挨拶や服装、礼儀、靴を揃える、他人に気遣う、などといったことを当たり前にできるようにならないといけません。野球をやっている時間よりも、はるかに日常生活の時間の方が長いので、日常生活・学校生活はとても大切なのです。「誰もができることを、誰もができないくらいやろう」という話はよく生徒にしています。現在、指導している野球部は、今まで負けることが多かったのですが、「人間力野球」をテーマに、熱い魂をもって、全力疾走で日々練習に励んでいます。全国大会出場を目指し、熱く熱く戦っていきます。そして、立派な人間となり社会に出ていってもらいたいと思っています。いつの日か、周南クラブと対戦できることがあれば、これほど幸せなことはありません。
 中学生のみなさん、今のチームで野球ができるのは限られた時間でしかありません。本当の意味での本気で熱く野球に取り組んでもらいと思います。本気になれば、今までの自分の見ていた世界が変わってきます。世の中には野球をやりたくても様々な事情でできない人もいます。その中でも、大好きな野球を思い切りできているのは、本当に幸せなことなのです。保護者の方が一生懸命働いてくれたお金で野球ができています。例えば、ダッシュ1本でも力を抜いたとすると、自分が力を抜いている間、保護者の方は必死になって、汗水流しながら、働かれているのです。そのことを考えれば、練習で手を抜くなんてできないと思います。ぜひ、野球という素晴らしいスポーツを、全力で本気で取り組み、これからも続けていってほしいと思います。そして、たくましく、立派な人間になってください。

                                                 堀家 拓馬

 

 

     田中 來人(たなか らいと) 福岡 天神医療リハビリ専門学校理学療法学科    

  卒団生 徳山クラブ13期(平成20年度卒)  
  選手歴

 

周南市立周陽中学校軟式野球部 キャプテン 県体出場

徳山高校硬式野球部キャプテン
福岡大学スポーツ科学部スポーツ科学科 硬式野球部在籍
  福岡大学硬式野球部トレーニングコーチ (4年時)
 
『周南クラブから学んだこと周南クラブでの出会い

 周南クラブでは、野球の技術とともに、挨拶や規律といった野球以外のところでの学びが多くありました。野球以外の当たり前のことを当たり前に行うことが、野球人としての成長と技術の向上につながると気づかせていただきました。
 選抜チームと中学校の野球部とを行き来する中で、試合に出場することへの喜びや、結果を出さないといけないプレッシャーや、それに向けての練習を通じて、精神的に成長できたと思います。また、高校、大学と進学し野球を続けましたが、レベルの高い中で野球をすることができたのも、選抜チームで培われた野球人としての成長があったからだと思います。
 現在、福岡大学野球部のトレーニングコーチとして、活動させていただいてます。選手のパフォーマンス向上のために、体の使い方や、筋トレと野球の技術を関連付けさせる指導と、当たり前のことを当たり前に行える人間になるように指導しています。
 現役の選手には、良い環境で野球をさせてもらえていることに感謝し、立派な野球人となり、周南クラブの歴史を作ってもらいたいと思います。

                             田中 來人

 

 

月TOPICS

     山田 夏輝(やまだ なつき) 山口県立新南陽高校3年 野球部 キャプテン    

  卒団生 周南クラブ第4期キャプテン(徳山クラブから18期)  
  選手歴 周南市立富田中学校軟式野球部 キャプテン 
春季県体べスト4
平成25年(第9回)西日本少年野球大会優勝

        

        中央で賞状をもっているのが山田選手 2列目右から3番目が末藤選手

 

『周南クラブでの出会い』
 私は現在、新南陽高校野球部でキャプテンをさせていただいてます。今の自分があるのは周南クラブでの経験があるからだと思います。周南クラブには、私よりも上手な選手はたくさんいました。そして、今も私の周りでは活躍している元チームメイトがたくさんいます。その元チームメイトの活躍を聞いたりプレーを見ることで、自分も負けていられない、もっと練習して上手くなりたいという気持ちになります。練習はキツイことが多いですが、その気持ちが私の気持ちを奮い立たせてくれます。
 今、周南クラブでプレーできている選手は、恵まれた環境でプレーできています。同じ市内の別々のチームで対戦していた選手と、同じチームで集まってプレーできることは素晴らしいことだと思います。この偶然の出会いを大切にしてください。素晴らしい先生方、素晴らしい仲間を大切に過ごしてください。私は今、周南クラブで出会えた先生方、仲間が大きな財産となっています。
<全国高等学校野球選手権に向けて>
この夏は私達3年にとっては最後の夏となります。2年半過ごしてきた仲間を信じ、自分を信じて今まで支えてくださった方々に感動を与えられるプレーをします

南陽工業 山崎君 徳山高専 古森君 新南陽 山田君 徳山商工 中村君 防府 河村君 華陵 新本君

   末藤 将祐 ( すえとう まさひろ) 山口県立 岩国総合高校3年 野球部 キャプテン    

  卒団生

周南クラブ第4期(徳山クラブから18期)

父(末藤英則)は元徳山クラブ監督で現岩国総合高校野球部監督  

  選手歴 周南市立周陽中学校軟式野球部 キャプテン 
平成25年(第9回)西日本少年野球大会優勝

『周南クラブでの経験を生かして』

私は現在、岩国総合高校野球部でキャプテンをさせていただいています。

周南クラブでの経験は、自分の今までの野球人生の中で貴重なものだったと思います。他のチームの人たちと野球をすることで、視野が広がり高いレベルでプレーできたと思います。周南クラブでチームメイトだった人の活躍を聞くと負けられないなと思います。

周南クラブで現在プレーしている人たちは、とても貴重な経験をしていると思います。指導者の方々の助言を大切にして、自分のもにしてほしいと思います。

 この夏の大会では、目の前の一戦一戦に全力を注ぎます。

 

 

6月TOPICS

 

 福山 史(ふくやま しろう)

 

  卒団生徳山クラブ(第2期)キャプテン(現在 山口県立徳山商工教諭)

 

選手歴 周南市立秋月中学校 軟式野球部 キャプテン 県体出場
徳山クラブ(現周南クラブ)キャプテンとして
第14回全日本少年硬式野球大会山口県大会 優勝 中国大会 準優勝
南陽工業硬式野球部 副キャプテン・捕手として
・第72回春の選抜野球大会(甲子園)出場
福岡大学硬式野球部 → 全日本大学選手権大会(神宮)出場
平成15年春のリーグ戦DH ベストナイン

一般社会人を経て 昨年度より 山口県立徳山商工高等学校教諭

指導歴 山口県立南陽工業高校   野球部副部長 3年間 
山口県立徳山商工高等学校 野球部副部長 2年目

   

       最前列左から5番目賞状をもっているのが福山選手

《周南クラブから学んだ事》

 “甲子園に必ず出る&ス成9年徳山市の学校から20名の選出で始まった徳山クラブを経験して1番に私が感じた事です。何年後かに迫る高校野球を漠然としか考えていなかった私が南陽工業高校を選び、本気で甲子園に行きたいと決めさせてくれた時間でした。

 今でも思い出す選抜チーム練習初日。徳山球場(現津田恒実メモリアルS)に集合しナイター練習。紅白戦をしました。ズバ℃рェ構えたミットに素晴らしい球がくるのです。

よし、この球で打ち取れるカーン♀ョ璧に打たれるのです。緊張感、レベルの高さ、今までに感じた事のない野球に対する感情が生まれました。上手くなりたい、ライバルに負けたくない、長野監督率いるこの素晴らしいチームで全国大会に行きたい。楽しくてしかたがありませんでした。山口県大会を優勝し中国大会。あと1勝で全国大会(横浜スタジアム).がしかし結果は準優勝。全国まであと1歩というところで手が届きませんでした。

悔しい…試合に負けて涙が出たのはこのときが初めてだったと思います。がしかしそれと同時に必ず全国に行くという思いが沸々と湧いてきたのです。そのおかげで高校、大学と全国を経験する事が出来ました。これも徳山クラブでの経験があってこそのものだと心から感謝をしています。

 幸い現在も高校野球の指導者として野球に携われています。長野先生をはじめとする指導者の方々から様々な事を教えていただき、また徳山クラブというチームから様々な事を学ぶ事が出来ました。自分の野球の原点と言っても過言ではありません。今後も周南クラブのさらなる発展、また人生を通して野球に携われる選手が増えることを願っております。

また、現役の選手の皆さんは野球が出来る事への感謝の心を忘れず1歩1歩新たな歴史を築いていってほしいと思います。

 

 中田 舞音(なかた  まおん)

 

 卒団生  周南クラブマネージャー (第1期)  現在 萩市立小川小学校教諭

        

選手歴 周南市立秋月中学校 軟式野球部
周南クラブ 初の女子マネージャー
山口県立徳山高校 女子ソフトボール部キャプテン
山口短期大学卒業  初等教育科卒業
萩市立小川小学校教諭

                                         右端が中田さん

         3年最後の瀬戸内大会      高校野球始球式(父と) 
    徳山高校ソフトボール部員当時        現在小学2年担任
 

《周南クラブマネージャーとして》

  中学2年生の時、徳山クラブ(当時)のスコアラーとして参加させていただいたのが、長野先生をはじめ、周南クラブの先生方との出会いです。チームでは練習の手伝いをしたり、スコアをつけて打率や投手成績をパソコンで集計したり、相手のデータをまとめたりしていました。選手と一緒に練習や試合、遠征に参加する中で、野球の技術だけではなくチーム内の人間関係づくりや社会における礼儀、親やまわりの大人への感謝の気持ちなど、たくさんのことを学びました。スコアラーとして受け入れてくださったことに、今も本当に感謝しています。次は私が、周南クラブで先生方から学んだかけがえのない財産を、教員という立場で子どもたちに伝えていきたいと思います。       

 

月TOPICS

    平成27年第3回津田杯始球式 

  近間 謙一 (山口県立南陽工業高校野球部OB 元日本石油(ENEOS)硬式野球部 所属)

  選手歴  周南市立福川中学校軟式野球部投手(長野総監督の 1年先輩)

         山口県立南陽工業高校野球部黄金時代エースとして投打に活躍(津田恒実投手の2年先輩)

         社会人野球日本石油(ENEOS)投手として活躍

         現在 横浜市の壮年軟式野球選手(2013年 全国マスターズ大会3位)

         元福川中軟式野球部メンバー           近間さんの娘さん姉妹とのショット

『始球式の感想』

 津田恒美の名を冠した少年野球大会である素晴らしい大会において、希望溢れる目をした大勢の野球少年の前で投げる、なかなか出来ない体験をし楽しかったです。マウンド上では高校時代(津田恒美の事等)を思い出し懐かしくて嬉しかったですし、私が子供の頃はこの様な素晴らしい大会も無かったので羨ましい(恵まれてるな)とも思いました。野球をしている子供達には何年たっても野球が好きなままでいて欲しいです。特に、この大会に出場した子供達は。最後に、始球式の場を与えて下さった関係者の皆様には感謝しております。ありがとうございました。

 

『高校野球に対する思い』

 高校野球は”楽しんだ”で終わる事が一番。スポーツには夢や目標が付きもので、高校野球も各学校により違った夢や目標があります。入学から卒業までの3年間を同じ夢・目標で終える場合もあれば毎年変わる場合もあります。個人の夢や目標も同様だと思います、が野球は団体競技なので同じ夢や目標を共有する仲間が何人か出来ます。その仲間達とは、励ましたり喧嘩をしたりもしますがお互いを思いやる気持ちが出てきて結束が強くなっていきます。野球の結果以上にそんな仲間達といかに過ごしたかが大事だと思います。この様な貴重な経験が出来るのが高校時代で後の人生で必ず生きてくるはずです。         

 別な意味で感じた事がありましたので追記します。・・・私的感想です。周りの大人(親)が応援に夢中になりすぎると、子供達は一生懸命(夢中)になり頑張りすぎるので、適当に抜くとこは抜く(要領の良さ)を教える事も必要では?